1)アロマセラピーとは

Aroma(芳香)・Therapy(療法)…1920年代に生まれた造語で、植物の有効成分を凝縮した精油を使って行う自然療法のこと。「Aromatherapy」という言葉が生まれたのは20世紀初頭ですが、香りの効能を取り入れ生活に役立ててきたのは、5000年も前からと言われています。精油の抽出には水蒸気蒸留法、冷浸法、溶剤抽出法、圧搾法があります。

 

 

2)香りの歴史

古代では、宗教儀式やミイラづくり用いられ、ミルラとフランキンセンスは、キリストに献上されたことで知られています。

精油の蒸留法が確立したのは中世の頃で、ハンガリー王妃が通風と若返りの妙薬としてハンガリーウォーターを使っていたと言われています。

 

フランスの化学者ルネ・モーリス・ガットフォセが研究中に火傷を負い、とっさに近くにあったラベンダーの精油にその手をつけてみたところ、驚く速さで跡形も残らず治った、という体験から、彼は精油の研究を進め、「Aromatherapy」という言葉を作りました。

また、戦時中、負傷者の治療として使用されたこともあり、こうして現代で精油が広まるようになっていきました。

 

3)香りと脳の関係

精油は多くの有機化合物の集まりであり、香りは揮発性の分子であるため、空気中を漂います。

香りの分子が人間の鼻を通ることによって、私たちは香りを感じることができます。

 

香りの分子はまず、鼻の奥にある副鼻腔の上部にある嗅覚上皮という粘膜に覆われたところに付着します。そこで嗅毛にキャッチされ、電気信号(インパルス)に変換されると大脳辺縁系(扁桃体・海馬)に伝わり、「におい」として認識されます。

大脳辺縁系から自律神経をコントロールしたり、体温やホルモンの調節をしたりする視床下部に伝えられます。

 

香りの成分が脳に伝わるルート以外にも、肺へと伝わるルート、皮膚から全身にめぐるルートもあります。単なる気持ちの問題というレベルではなく、エッセンシャルオイルは実際にわたしたちの心と体にダイレクトに影響を与えることが証明されています。

 

 

4)イギリス式とフランス式

アロマの取り入れ方に関しては違いがあります。

 

*イギリス式(アロマセラピー)

主に香りとマッサージによるリラクゼーションが目的。

最初に日本に伝えられたのはイギリス式であるため、こちらが普及しています。

日本では、精油は雑貨扱いで販売されています。

一部を除いて直接肌につけたり、飲用することはタブーとされています。

 

*フランス式(アロマテラピー)

メディカルな分野で使うことが目的(治療目的)。

精油の成分を利用して病気の予防や体調不良を改善する自然療法。

ヤングリヴィング社はフランス式の流れを汲んでいるため、

日本では食品添加物、化粧品の扱いで輸入されています。

そのため、飲用したり料理に使うことができ、直接肌につけることもできます。

 

※いずれも使用に関しては、それぞれに明記されている注意事項をお読みください。

 

 

5)精油の使い方

 

エッセンシャルオイルの楽しみ方はさまざまです。

浴槽に入れる、吸入する、湿布する、掃除に使う、スプレーを作る、ディフューズする、トリートメントに使うことができます。

イギリス式のものは、直接肌につける場合、希釈して使用します。

 

 

希釈方法

フェイス用…1%以下 ボディ用…2%以下で希釈するのが目安。

キャリアオイルを使用します。

 

 

ノート

香りをブレンドして使用する際は、ノートを参考にしてみるのも1つです。

精油は揮発性のオイルであり、その揮発する速度や持続時間が違います。

 

ノートにはトップ、ミドル、ベースの3種類があります。

 

トップノート:
2、3時間持続。主に柑橘系、葉や花からとる精油。

オレンジ、ティートリー、ペパーミントなど

 

ミドルノート:
3,4時間持続。主に葉や花からとる精油。

カモミール、ジュニパー、ゼラニウム、マジョラム、ローズマリーなど

 

ベースノート:
5,6時間持続(時には2,3日)。木、根、樹皮からとる精油。

サンダルウッド、シダ―ウッド、パチュリ、ベンゾイン、ミルラなど

 

 

 

 

 

 

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